Vol.017『漫巣窟の懲りない面々 第十一話』

「個人授業」1話はその原作をもとにキャラ名やオッパイでマインドコントロールするアイデアなども遊人が変更したりして仕上げたが2話目もシッカリと作り込まれた原作だったのでボクは「これで何をしろというのだろう」と思った・・・

小学館の編集者T氏が打ち合わせの時にこう言った。

「コミックスになった際、この原作者に・・・2%の印税を分けてもらえませんか?」

ボク「原作者?これはたんなる叩き台では?」

T氏「違います。　2%を・・・」

ボク「どうして原作付きの連載をしませんか?って言わなかったんですか?・・・では、その原作者の名前は?その人に会わせて下さい。」

T氏「それは言えません・・・」

T氏はボクに名前も知らない秘密の原作者に印税を分けて欲しいと交渉してきたのだ!

発売された雑誌には「個人授業」遊人とされていた・・・

(つづく)