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『漫巣窟の懲りない面々 第三十七話』

「エロトピア」で「一発屋甚八」や

「コミックBE」で「究極のシェフは美味しんぼパパ」

などを連載していた頃

大手の小学館から「連載しない?」みたいな

声をかけていただいた。


今までの劇画風の絵柄からアニメ風に

変えようと思っていたところなので

チャンスだと思った!


当時ミステリー作家の赤川次郎先生が

ベストセラーを多く出していた影響もあり

可愛い姉妹のミステリーマンガのストーリー

ネームを作り始め、編集部に提案した。


「これかに一段と忙しくなるぞ!」ということでナゼか

家族で伊豆の温泉に行くことにした。

出発当日、ヤングサンデー編集長から「打ち合わせしたい」と

連絡があったので急きょ東京駅で合うことになった。

編集長は申し訳なさそうにこう言った。


「このミステリーの話・・・やめて別の話にしない?」

ボクは作画に取りかかる寸前だったので動揺した。

「エ~~!?そ・・・そうですか・・・」編集長はある

連載作品「冒険してもいい頃」をボクに見せて

「これ売れてるんですよ・・・」と言った。

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