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vol.023『漫巣窟の懲りない面々 第十四話』

  • 執筆者の写真: 遊人
    遊人
  • 2019年12月5日
  • 読了時間: 1分

更新日:2021年5月1日

先生からはお金の話は一切出ず、そのままアシスタント生活へ突入。

初アシスタントの給料は1ヶ月で30,000円だった・・・

これでは暮らしていけないので3ヶ月で逃げるように辞めた。

先生の飼いネコのエサやりと全員の食事作りがボクの与えられた仕事だった。

絵の勉強どころではなかった。

親に仕送りしてもらえるような家庭環境ではなかったので貯金もなく、サラリーマンの安定した生活から一転プー太郎になってしまって本当に困った。

あわてて見つけたのが西武池袋線・石神井公園商店街にあったクリーニング屋だ。時給は400円。

(当時のマクドナルドのバイト時給も400円だった。)

とりあえず、その店で1年間バイトを続けることにした。

そしてまた絵の勉強はバイトで疲れて全くできなかった・・・。

マンガ家になるなんて遠い話であった・・・

(おわり)

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