『漫巣窟の懲りない面々 第四十話』
もう一作品、同じ頃ヒットしたものに「校内写生」があった。 リイド社の編集Sさんと吉祥寺のルノアールで打ち合わせをした。 「ANGEL」を月2ペースでやっていたのでそれ以上多くは描けない。 1話8Pの作品でも構わないか交渉した。...
『漫巣窟の懲りない面々 第三十九話』
『初版部数』 「ANGEL」 ヤンキー女子高生のストーリーは 上手くいかなかった・・・。 人気投票でも低空飛行となった。しかし、 ちょっとエッチな話を入れるとイキナリ人気は上昇した。 このあたりで読者が「ANGEL」に求めるものが...
『漫巣窟の懲りない面々 第三十八話』
ヤングサンデーの新連載の〆切は 3週間後に迫ってきていた。 最初のアイデアがボツになったので 他に何もアイデアがなくなってしまった・・・ 「どうしよう・・・」 当時『花のあすか組』などスカートの長い 女子高生のマンガが流行していたので...
『漫巣窟の懲りない面々 第三十七話』
「エロトピア」で「一発屋甚八」や 「コミックBE」で「究極のシェフは美味しんぼパパ」 などを連載していた頃 大手の小学館から「連載しない?」みたいな 声をかけていただいた。 今までの劇画風の絵柄からアニメ風に 変えようと思っていたところなので チャンスだと思った!...
まんがらりんたらおもしろりん♪
吉祥寺駅前、確かこのあたりに「まんがの森」が あったんだが・・・
『漫巣窟の懲りない面々 第三十六話』
たとえ人気投票の成績が良くてもコミックスが発売されて 初版で終わるような作品ばかり制作していたらやがて マンガ家として干されてしまうのではないかと 心配になって来た。 年齢も20代後半、家族もでき もう少し安定したかったので頑張ってもっと上を 目指さなければならなかった。...
『漫巣窟の懲りない面々 第三十五話』「週刊モーニング」で感動する話(つづき)
1988年12月、遊人の新作コミックス「ウォーキングオン」が 発売されたので毎日のように吉祥寺南口「まんがの森」に 客のふりをして通った。『30冊くらい、うず高く積み上げられた 自分のコミックスが何日くらいでなくなってしまうのか?』...
その後『週刊モーニング』で感動する話
『ウォーキングオン』というシリーズをやらせていただいた。 (Hなマンガではありません。) コミックスで2巻分続けた。 このコミックスが実はボクの漫画人生の転換期となった。 『ウォーキングオン』は人気投票では1位を取ったり いつも上位だったがコミックスは初版の後...
『漫巣窟の懲りない面々 第三十四話』
6畳と4.5畳の部屋が手狭になったので吉祥寺駅から徒歩5分の所のマンションに引っ越した。 そこには当時著名なマンガ家さんが2人住んでおられた。 当然ボクは無名なのでお二人の作家さんはボクのことを知らない。 一人は当時「Mタルルート君」を連載されていたE川T也先生。...
『漫巣窟の懲りない面々 第三十三話』
吉祥寺駅周辺に著名な漫画家さんがたくさんお住まいであるとは当時は知らなかった。 たしか双葉社の編集さんの紹介だったと思うが「ストップ●●くん」の江口先生の仕事場へお邪魔させていただいた時はとても感動した。 その後、江口先生のライブでバックバンドのギターをやらせてもらった。...